やりたい研修会・勉強会をピックアップ

研修会や勉強会のメニューやカリキュラムを考えるのは、労力のかかることです。特に中長期的に取り組む研修はなおさらです。 時代の流れによっても、求められる研修内容は変わってきたりするので、神経を使います。

さらに受講者側の環境変化も認識しなければなりません。生産性の向上が常に求められている中で、労働時間も意識する必要があるのです。

どの企業でも、研修のためにまとまった時間を割きにくくなっています。ですから、できるだけ細切れの時間を活用できるように、研修内容をコンパクトにするよう、心がけてください。

一つの研修が数分程度で実施できれば、毎日少しずつでも前進していけます。短い研修をいくつか組み合わせれば、人を集めての集合研修にも応用可能です。

このような前提条件のもと、考え得る研修内容を箇条書きしていき、優先順位を決めて取り組んでいきましょう。

ピックアップした研修メニューの候補数が多ければ多いほど、内容の充実したものを作りやすいので、とにかく数をたくさん出すようにしましょう。

あなた自身が受けてみたい内容でもいいですし、関係部門の人たちからヒアリングしたり、アンケートをとってみるのも方法です。

主催する側が、「これはおもしろそうだ」と思えるような研修企画でないと、受講者も退屈するでしょう。どうすれば、意欲的に取り組んでもらえるかを、常に考えながら企画を考えましょう。