もっとも効率の良い社内研修は自己学習

社内研修推進者のブルーな気持ち

社内で研修を推進する立場の方は、よく心が折れてしまいそうな場面に遭遇します。 研修会を開催するための準備も心身に負担のかかることです。 それでも何かしら受講者の役に立てば、苦労も解消します。

受講生がみな積極的な姿勢で研修に臨んでくれればいのですが、中にはやる気のない人がいたりします。 たった一人でもそういう人がいると、研修会の雰囲気に影響をしてきます。 講師経験のある人はわかると思いますが、受講生の研修へのスタンスはハッキリと見えてしまうものです。

やる気のない人のモチベーションを高めるほど大変なことはありません。

やる気のある人を伸ばすようにする

やる気のない人をその気にさせるには、相当な労力と時間がいります。彼らに時間を割くよりも成長願望のある人をサポートすべきです。

普段、口にはださなくても”学びたい”、”成長したい”と思っている人は多いものです。その人たちが学習できる環境を準備してあげて、勝手に学んでくれるようにするのが理想です。

やる気のある人、成長したいと願っている人が一人づつでも増えていけば、会社や組織の雰囲気も変わってきます。まわりの行動に触発されて自発的に能力を高めようとする人がでてくればしめたものです。

自己学習はあたり前という企業風土をめざす

企業や組織によって現状の違いがありますが、めざすべきところは社員が自律的に学び続ける企業風土をつくり上げることです。

学ぶ姿勢をもった人の質問にはアドバイスもしやすく、本人の吸収力もあります。こんな場合は聞かれる側も気分のいいものです。

まずは自分で調べて、わからなかったら人に教えてもらう。理想の職場づくりにまい進しましょう。